生活の中に、花や緑、お気に入りの雑貨を取り入れることで、毎日がワクワク楽しくなります。
かわいく可憐なお花をはじめ、アンティーク雑貨、手作り雑貨など、庭やお部屋に飾りたいアイテムを扱うショップをご紹介いたします。
2015/01
ドイツ語で「葉」を意味する店名『ブラット』。その名の通り、豊かな緑が店全体を包み込み、往来激しい賑やかな豊橋市の街中で、まるで小さな植物園のように、葉音をさざめかせています。
オープンは1997年。「ぶらっと気軽に立ち寄って欲しい。」オーナーが、そんな想いも込めて名付けたこの店に、今ではたくさんの方が、気ままにぶらっと訪れるようになりました。
「花の店」とうたってはいますが、いわゆる花屋を想像して足を踏み入れると、少々面食らうかも知れません。そこに広がるのは、オリジナルの世界観を有した、テーマパークのような空間だからです。
独特な雰囲気に、気になりながらも入店をためらう方がいるそうですが、結局、人の好奇心は抑えられないのか、この世界観に惹かれて訪れる人は、後を絶ちません。
フラワーアーティストであるオーナーの渡辺さんは、東京の厳しい環境で花屋の修行を積み、自らの感性に磨きをかけ、この空間を創り上げました。ディスプレイのデザインも手がけているだけに、自身の個性を見事に表現しています。空間を構成する全てを作品の一部としているため、置いてある物全て、値札は付けられていません。花、器、雑貨、一つ一つにそれぞれの役割りが与えられ、皆その役目を果たしています。
渡辺さんは言いました。「花は、人が誕生して、その人生を終える時まで、節目節目で立ち会うことが出来る存在だから、とても意義のある仕事だと思っています。」
花を通して役に立ちたい。自分の個性を活かして、人の記憶に残るものをつくりたい。そんな想いが、話しているなかで、ひしひしと伝わってきました。
店内中央には、石で組まれた泉が構えられ、
水の流れが、空間に、外界とは違う時の流れをもたらしています。
アンティークの雑貨、自然が生み出す芸術的な流木など、置いてある一つ一つに、
揺るぎないこだわりを感じます。
「特に買う予定がなくても、気軽に覗いてください。」と渡辺さん。
花の店ブラットには、ガーデニングやインテリアのヒントもたくさん詰まっています。
一度足を運んでみると、楽しい発見があるかも知れませんよ♪
花の店 BLATT
ハナノミセ ブラット
所在地:豊橋市高師石塚町字石塚34-5
電話:0532-46-8811
営業時間:10:00~19:00
(※不在の場合がございます。)
定休日:年中無休
駐車場:あり
アクセス:愛知大学豊橋キャンパスより東へ約200m